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葉酸で子宮頚がんを予防する

葉酸は、胎児の発育をサポートするだけではなく、子宮の健康維持にも効果があることがわかりました。
不妊治療の方は積極的に取り入れるようにと、医師から勧められます。
実は、葉酸は子宮頸がんの予防にも繋がるとのことで、女性が摂取すべき栄養素だと言われています。

葉酸は産後のママにも良いと言われていますが、この理由は、子宮の回復を助けると言われているからです。
産後のママの体は、とても弱っている状態です。
ですが、育児や家事、そして初めての子育てなどから子宮や体調が元に戻らぬまま過ごしている方もいらっしゃいます。
近年の研究発表から、体内で葉酸が不足している女性は子宮頸がんになりやすいことが判明しました。
普段から摂取できていない方は、ガンを発病してしまうかもしれないのです。

アメリカでは、子宮頸がんに関する研究が長年進められてきました。
そして、赤血球内の葉酸濃度が低いと、子宮の異常が起こりやすいことが判明したのです。
アメリカでは実に、日本の倍以上の量を摂取するよう推薦されていますし、パスタなどの加工食品に葉酸を配合するといった取り組みもされています。

もともと細胞の生まれ変わりをサポートする栄養素なので、発育には欠かせないとして日本でも妊婦さんに勧められてきました。
発育だけではなく、細胞の修復にも役立つので、子宮が急激に変化した産後には、特に必要な栄養だというわけです。

大人になると、年に1度は子宮頸がんの検査を受けるようになります。
高齢になるほど発病のリスクは高いですが、しっかり栄養を摂取することで予防できるのなら、対策しておきたいところです。

授乳中の方や出産直後の方も特に、葉酸を摂取すべきなのです。
子宮の回復を早める効果から、産後も元気に活動することができます。
通常は、赤ちゃんを産んで数か月しなければ子宮は元通りになりませんが、葉酸を飲んで早く健康な状態になるよう、サポートしてみてはいかがでしょうか。