レバー

葉酸とアルコールの相性

お酒を飲むことは良いことです。
ワインには美容に良いポリフェノールが含まれていますし、お酒を適度に飲むとストレスが解消されることも研究結果で報告されています。
とはいえ、アルコールは健康に良い成分ではありません。
アルコールを過剰摂取すると、葉酸不足に陥ってしまうとも言われています。

葉酸はアルコールを飲まれる方にも必要な栄養素です。
アルコールを毎日飲んでいる方は、たまに肝臓を休ませてあげることが大切。
それ以前に、アルコールを摂取することによって破壊される栄養素もたくさんあるので、注意しておきたいところです。

大量のアルコールを飲むと、ホモシステインの血中濃度が高くなり、動脈硬化が起こりやすくなります。
そのため、お酒をよく飲まれる方は動脈硬化や心筋梗塞などを引き起こしやすいですが、アルコールを摂取して、翌日までに代謝出来れいれば問題ありません。

大量に飲む方は、アルコールが身体の中で常に残っている可能性があるので、体内に摂取したその後の栄養素もしっかり働かず、排出されてしまいます。
また、アルコールの代謝によって使われるビタミンも数多く、葉酸もその一つです。

お酒を飲む際には、葉酸が多く含まれているホウレンソウや枝豆、サラダ、豆腐などを積極的に食べてみてはいかがでしょうか。
また、レバーなども体に良いビタミンをたくさん含んでいるのでおすすめです。

サプリメントなどを摂取する際には、お酒と一緒に飲むのは避けてください。
せっかくのサプリメントの栄養が、アルコールによって無駄に排出されてしまうからです。

お酒を飲むときには、意識して葉酸を摂取してみてはいかがでしょうか。
また、毎日お酒を飲むのではなく、休肝日を作るなどアルコールを摂取しない日を作り、しっかり葉酸を取り入れましょう。
サプリメントを飲むのも良いですが、お酒と一緒に飲むと効果がありません。
食事で意識して取り入れ、お酒を飲まない時にサプリメントを飲みましょう。